1月16日の新年会当日、会員の皆さんは新年会に先立って大阪市立科学館に常設展示されるようになった「ミュオグラフィー」の装置を見学、その記者発表にも立ち会いました。記者発表の模様は1月22日、大阪日日新聞に掲載されました
(内容は下記をご覧ください
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/170122/20170122028.html)。
続いてフェスティバルホール12階のレストランで「ミュオグラフィー」のミニ講演会に参加。
中島裕司事務局長が座長を務めて、英語と日本語での講演。田中宏幸東大教授とデジェ、ヴァルガ・ハンガリー科学アカデミーアドヴァイザーによるパワーポイントを使っての講演で、ミュオグラフィーのそもそもや今後の活用への期待など難しい科学の話も楽しく理解できました。また、大阪市立科学館の斎藤吉彦館長は湯川秀樹とミュオグラフィーの関係という興味深いお話を披露。
笑いを交えての和気藹々の雰囲気の中での講演会は大変有意義でした。
見学会と講演会の模様は4月発行予定の会報誌に詳細を掲載します。
高田都さんの「工房 都」がビンガーラーシュの展示会開催中(11月30日まで)
日時 11月1日~30日 AM8時~PM11時
場所 京都岡崎公園地下駐車場
入場料 無料
高田さんからのコメント
今回は「アトリエ ペルル」とは、別の活動をしている「工房 都」の教室で長くお付き合いのある、平均年齢74歳の生徒さん達の作品を中心に展示しており、スペースの大半が「和風」の作品です。
ハンガリーの工芸作品は全体の4分の1のスペースにコンパクトに収めることになりましたが、京都の観光シーズンに多くの方が訪れることもあり、壁画「ピンガーラーシュ」を知っていただく良い機会だと思い、頑張っております。
展示場所は、岡崎公園地下の駐車場内にあり、駐車場を利用せず、京都市立美術館の北側にある駐車場出入り口通路を入ってすぐの場所約12メートルの壁面を利用したオープンギャラリーで、通常の作品展と違い関係者が常駐しない無人スタイルとなります。
今回は会場側の依頼もあり漆器&絵画作品の展示配分が多く、ハンガリー関係の展示スペースが少なくなりました。
しかしながら、ハンガリーの壁画はとても鮮やかで明るく、2時間ほど展示場に居りましたが多くの方々が写真撮影をされていました。
来年の目標は自宅の壁にピンガーラーシュを描く事です。
目標が達成しましたら、お知らせさせていただきたいと思います。
向山和子さんは11月にブタペストで開かれた「世界科学フォーラム」の関連企画としてLEDで光る絵画「ルミアート」作品を出展しました。長年、水墨画家として活躍してこられるなか2年前から独自の光るアート制作に挑戦しておられます。今回の出展は今年が「国際光年」であることにちなんで同アカデミー関係者から依頼があったものです。作品は6点で光の照射で多彩に色調が変わる独特のものです。この催しの予告記事が11月3日付の神戸新聞に掲載されました。
また、ブタペストでの作品は
http://www.sciforum.hun/
で入り
GALLERY → Photos → Friday 6th November → WSF2015 6Nov Uncategorized images
の順序でたどって頂けれな見ることができます。前半は委員会の写真ですが、後半にギャラリーでの展覧会の写真があります。
平成27年度総会の後、早稲田先生による講演「世紀末のブタペスト」を阪大の学生2名も参加して聞きました。
19世紀末から20世紀初頭にかけてのブタペストの大変貌について、ダイナミックな都市計画や華やかなカフェ文化、高い工芸技術など多方面にわたる変革が一気におこった様子がスクリーンを使って紹介されました。皆さんおなじみの景観なのにそれぞれが持つ歴史を改めて教えていただいて新鮮な気分になると同時にまたブタペストに行ってみたくなる魅力的な講演でした。