大阪市立科学館「ミュオグラフィー」展のオープニングセレモニー
9月5日、『ミュオグラフィーー見えないものを見る挑戦』展覧会のオープニングセレモニーが行われました。
『ミュオグラフィーー見えないものを見る挑戦』は大阪市立科学館で9月6日から10月2日開催。大阪市立科学館と東京大学地震研究所主催で東大・ハンガリーの科学者とイタリアの科学者の共同の研究でもあり、関西ハンガリー交流協は後援という形で協力した。5日にイタリア文化会館で記者発表会と簡単なレセプションが行われた。
 先駆者である、田中宏幸東京大学教授による、ミュオンの説明、ミュオグラフィー装置による隣のビルの透視がリアルタイムで行われた。時間的に短時間であるので、はっきりと認識するのは難しかったが、将来的に人類にとって、特に日本のような地震国にとっては非常に大切な装置になると思った。ミュオグラフィーはレントゲンのように透視する装置で、レントゲンでは不可能な火山の内部など巨大なものを視る装置である。ミュオグラフィーで可視化されたものを如何に一般の人にも表現・表示するかが、サイエンス&アートとの関連でもあり、レセプションの時に、話が弾んだ。
 ハンガリー大使館からはユハース・ギョルギ参事官と栗田名誉総領事夫妻が出席。協会からは中島事務局次長と事務局長の私が参加した。( 向山会長は、ハンガリーに学術会議に出席で残念ながら参加できなかった)。
 この展覧会の様子が、後日、大阪日日新聞に掲載された。
                                事務局長・中島裕司